昨日、在宅医療の研修に参加しました。
テーマは
「本人の生き方に向き合う在宅医療」
~自分らしい生き方=逝き方~
(愛媛県松山市でスタッフ600人を抱え在宅医療に取り組まれている永井先生の講演会を聞いて内容をまとめました。)
現在、高齢化率25%の日本(世界一位)
10年後3人に1人は高齢者の時代
在宅医療におけるポイント
多職種連携の必要性
情報の共有、方針の統一
(IT.ツール~kintone~導入)
本人、家族の意向を尊重する・・・など
このおばあちゃんは、96歳
病院で誤嚥性肺炎を繰り返すため絶食でIVH,施注状態であったが、
「家に帰りたい。」とIVH,を外し退院。
在宅で美味しそうに柔らかいプリンなど摂取する嬉しそうな笑顔。
終末期医療の選択
楽なように、やりたいように、後悔しないように。
余命×満足度=患者の幸せ。
限られた命にどう向き合うか?
Doing~施す医療から
Being~支える医療に・・・
ともに歩む。
永井先生は自然な看取りを推奨されてました。
が、患者、家族にいろいろなパターンを説明した上で選択してもらう事が大切と話されてました。
今後は在宅医療の時代と言われますが、
いつも「これでいいのかな?」と自問自答の毎日です。
でも、先生曰く
病院では・・・
「ダメよ~ダメダメ」な事が多いけど。。。
在宅では・・・
「これでいいのだ!」と安心させてあげることが大切。
と教えていただきました。
今後もスタッフが疲弊することのないようにみんなで協力して、
利用者様の満足度を上げる事ができるように一歩一歩前進したいと思います。