先日、利用者様のリハビリを終え、部屋を出るときにお辞儀をした際、強烈な腰の痛みに襲われました。
西洋では、ぎっくり腰を魔女の一撃と呼ぶそうですが、まさにそれで、しばらくその姿勢で動けませんでした。
その日は、何とか仕事を終え、消炎鎮痛薬と腰サポーターを使い、痛みは徐々に軽減しています。
ぎっくり腰(急性腰痛症)の予防は、日頃から動作や姿勢に気を付けたり、十分な筋力と柔軟性を保つことが重要です。
例えば、床の物を拾う際には腰を曲げずに、膝を曲げて腰を落として拾う。
腹筋や背筋を鍛える。
体幹や股関節を柔らかくし、腰の負担を分散させる等があります。
腹筋・背筋運動を紹介します。
あお向けに寝て、両膝を立て、手をお腹のあたりに置き、上体だけを少し上げる(5秒程度)。
この時、息は止めずに少しづつ吐く。これを数回繰り返す。
うつ伏せに寝て、手は体の横に添え、上体を少しそらす(5秒程度)。
この時、息は止めずに少しづつ吐く。これを数回繰り返す。
これからは、予防法を実践し、ぎっくり腰にならないように気を付けていきます。