「・・・上司に勧められ読み出した本です。・・・」
読み出したら、おもしろく数時間で読めました。
以前、病棟で働いていた頃は、一人一人の個別の患者さんというよりも
肝炎・腎炎・糖尿病・高血圧・心不全・・・・の患者さんという
病気メインの感覚で看護していたように思います。
訪問看護を始めて、6~7年前は
「3日前に退院した利用者様です」といわれても・・・
既往歴、現病歴、今回何が主訴で入院され、どのような経過を辿って退院されたのか?
ADLはどの程度、低下したのか?全く分からない・・・
というケースも少なくありませんでした。
この本を読んで・・・
今後日本も欧米のように、入院日数が短縮する方向に向かおうとしている現状にある。
(ex.欧米では心臓の手術後5日で退院、人工骨頭置換術後14日で退院)
高齢者にとって1日でも早い退院こそ、QOLを落とさない最良の方法である。
入院時からクリニカルパスが必要であり、退院に向けてのバリアンスの収集及び個別調整が
必要である。
・・・などを学びました。
今後訪問看護、訪問リハビリの担う役割は、大きく退院調整及び計画作成を研修なども
積極的に参加し、学んでいきたいと思います