JUGEMテーマ:日記・一般 
 
添乗員も、かれこれ20年近く経験しているのですが・・・
 
まだまだ失敗も多く、判断ミスするところはある訳で、
 
先週の「鳥取1泊2日旅行」のそれが、まさにそうでした。
  
この日は、朝から雨で、大阪→鳥取へ向かう道中も「雨、雨、雨・・・」
 
高速道路の標識には、「大雨警報発令中!!」の文字。
鳥取に到着して、まずは「昼食」。
 
賀露港の「海洋亭」さんにて、海鮮ランチを召しあがっていただきました。 
 
昼食時、雨もあがり、晴れ間も見えるような天気に変化してきました。 
  
午後の観光予定は、順番的に「砂の美術館(館内)」→「鳥取砂丘(屋外)」でした。
 
基本的に添乗員として考えるのは、雨の心配があるので、
  
先に雨が降ってくる前に、先に「屋外観光」し、その後
 
雨が降っても大丈夫な「館内」を案内するのがセオリーだったと、今は思ってます。
  
あの日、「砂の美術館」→「鳥取砂丘」の順のコース設定でして、
  
「鳥取砂丘」→「砂の美術館」の順に変更した場合と比較して、
  
先に「砂の美術館」を観光し「鳥取砂丘」観光後、砂丘前にある
  
「広いお土産屋」でお買い物→ホテル、の方が旅程の流れとして
  
いいっと判断し、コース設定していました。
  
雨が降らないなら、このコース設定のままでいこう!っと・・・。
  
その日、雨は午後から大丈夫だと、主観的な判断に走ってしまい・・・
  
それが重なって・・・
  
結果・・・「砂の美術館」観光後、一気に天候が荒れ始め、
  
「鳥取砂丘観光時」は、土砂降りの雨・・・
  
一時、バス車内待機も検討しましたが・・・、何とかいけると
  
僕の主観的な、何の根拠もない「判断」で、
 
雨が弱くなってきた時点で、「砂丘」へ誘導→後に「本降り」
  
→雨の激しさにさらっと「鳥取砂丘」観光。
  
早めに「お土産屋」へ誘導・・・。お土産屋を出る頃には・・・「晴れ間」
 
いや~、参りました。リスク回避の為に、セオリー通り、
  
「鳥取砂丘」→「砂の美術館」で行くべきでした。
  
これは添乗員としては、初歩的なミスでして・・・
 
「天気」はコントロールできないとはいえ、
  
僕の判断ミスでした。ちょっと参加者様にご迷惑をおかけしました・・・。
  
添乗員としては、基本的な判断をすべきでした。反省の日々です。
 
ツアーって、一筋縄にはいきません。同じツアー行程でも、
 
「天気」、「参加者」、「交通状態」、「スタッフ」、「家族(同行者)」、
 
いろんな要素で、1つとして同じツアーはありません。
 
そんな「形のない」商品を、販売する立場の者として、 
  
今回の判断は、「初歩的なミス」としか言いようにありません。
  
今回の事を引きずらず、次にいかすものにしていこうっと思いました!!