こんにちは、ケアショップKです。
羽曳野に新しいメンバー、Oさんが加わり
キタナカ大先生による、キタナカ塾を開講しました。
記念すべき第一回目のお題は「モニタリングのしかた」
倉庫にて寒さに震えながらの受講
でもこの二人には寒さなんてなんのその、熱い講義が繰り広げられました

サイドテーブルを使ってメモしてもらうのは
キタナカ氏のアイディア。
さすが大先生。
細かい気配り、さすがです

車いすの講義が始まりました。
七つ道具が常備されている
キタナカバッグからでてきたのは
潤滑スプレー。
メンテナンスの必需品です。

一つ一つを丁寧に説明します。
相手の表情を見て
理解しているのを確認しながら
分かりやすい説明を心がけます。

青山ジャンパーがよく似合います。
かなり太った分
なんだか容姿に貫禄がでてきました

時にはジェスチャーも加えます。
「これがこうなってこうなるから・・」

「ここがこうなるんです。
 分かります?」
ええ、よく分かりますとも

流れにのった話しかた
相手への見てもらいかた、聞かせかた
自分の座る位置
そしてその場に合った表情
こういうのは
うまくやろうと思ってできるものではなく
日々の心がけと積み重ね。
キタナカ氏の外での仕事ぶりを
垣間見ることができました。

事務所に帰ってもレクチャーは続きます
このりりしい表情っ
男前じゃぁありませんか

ベッドの脚が伸びる原理を説明します
「これがこうなって伸びていくから・・」
ペンを使って立体的に説明
そして絵を書いて平面的に説明

めっちゃ
分かりやすい
一生懸命説明するキタナカ氏を見ながら
なんかじ~んときてTSさんにつぶやきました。
「やっとここまできたんやなぁ」と。
キタナカ氏がケアショップに来て1年数ヶ月、いろんなことがありました。
つまずくたびに、悩み、迷い、考えては答えを出して進む、の繰り返し。
そのたびにわたしたちも同じように
悩み、迷い、考えては答えを出して進んできました。
キタナカ氏自身、仕事をすることの厳しさ、難しさを実感しながら進む毎日、
同じくわたしたちも、キタナカ氏を通して人を育てる難しさを実感しながら進む毎日でした。
今回キタナカ塾を開講するにあたり、
わたしは「モニタリングのしかたを教えてほしい。あとはおまかせで」とだけ伝えました。
まだまだ未熟なヒヨコ時代なら
具体的な方法と、その意図をこと細かく説明してあげないといけないし
本人も、それを納得しないと始めることができず、形にするのに時間がかかるものですが
「モニタリングのしかた、あとはおまかせ」というひと言で
自分なりに考え、練り、こんな風にやりたい!と自ら提案できる
というのは、一人前の証拠。
当日、キタナカ氏はOさん用に手作りのテキストを用意していました。
Oさんが聞きとって書き込めるよう、工夫されたそのテキストに
ただ教えるだけではなく、相手に理解してもらうにはどうすればいいのかを
しっかりと考えたキタナカ氏の思いを感じることができました。
しかし一人前になったからとはいえ
ここがゴールではなく、ここからがスタート。
これからは行く先々で、いろんな失敗を繰り返しながら、その対処法を学び
日々成長していってもらいたいと思います。
わたしは今までも多分これからも、キタナカ氏をあんまり褒めることはしません。
けれど、ここいらで一度褒めてもいいかな~
「よくここまで我慢したよくここまで踏ん張ったよくここまで頑張った
これはすべて自分の力。だから自信をもって前へ前へと進んで行け!!」と。 

「先生、お疲れさまでしたっ
さすが大先生、
金の缶コーヒーがよく似合う
「先生、お味どうですか??

ぐびぐびぐび
「うん、まぁまぁかな」
はぁ??
・・まだまだ成長中、キタナカ氏のこれからにご期待ください
それではまたお会いしましょう