こんにちは
ケアショップ羽曳野のキタナカです
最近急に寒くなりましたね
ついこの間まで暑くて眠れなかったのに
今では寒くて朝なかなか布団から出れません
気がつけばもう11月ですね
さて、11月といえば楽しみにされている方も多いと思います
11月の第3木曜日(2012年は11月15日)にボジョレー・ヌヴォーが解禁となります
なので今回はボジョレー・ヌヴォーについて書きたいと思います
そもそも「ボジョレー」とはフランスのブルゴーニュ地方の南部ら辺の地名です
「ヌヴォー」とは試飲用新酒の意味だそうです
なので「ボジョレー・ヌヴォー」とはボジョレーで作られた試飲用の赤ワインで、
本来はワイン業者等の大量にワインを購入する人が試飲し、その出来栄えによって
その年にどれだけの量を購入するか決めるためのワインなんだそうです
ではなぜ解禁日が設定されたのでしょうか
前記の通りその年の出来栄えを知る為の試飲用のワインですので
業者は他のメーカーより早く出荷すれば一番売れます
どのメーカーも他のメーカーより早く出荷しようと競争になります
どんどんエスカレートした結果ワインとしてちゃんと出来上がっていない商品まで
出回ってしまいました
なので1970年くらいに解禁日が設定されたそうです
またボジョレー・ヌヴォーには毎年ひとこと評価があるのをご存知でしょうか
今までの評価を少し紹介したいと思います
1995年 「ここ数年で一番出来が良い」…良い出来栄えだったようですね
1996年 「10年に1度の逸品」…良い出来が続いていますね
1997年 「1976年以来の品質」…もはやどんな品質か分りません
1998年 「10年に1度の当たり年」…またまた良い出来技術の進歩でしょうか
1999年 「品質は昨年より良い」…あっさり10年の壁を越えました
2000年 「出来は上々で申し分の無い仕上がり」…すこし怪しくなってきましたね
2001年 「ここ10年で最高」…このフレーズにハマっているようですね
2002年 「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」…も-信じられません
2003年 「100年に1度の出来」…
ここからは一気に紹介します
2004年 「香りが強く中々の出来栄え」
2005年 「ここ数年で最高」
2006年 「昨年同様良い出来栄え」
2007年 「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」…担当者が変わったのでしょうか
ようやくワインの評価っぽくなりました
2008年 「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」
2009年 「50年に1度の出来」…前の担当者が再任したようです
2010年 「1950年以降最高の出来といわれた2009年と同等の出来」
2011年 「近年の当たり年である2009年に匹敵する出来」
こうなると気になるのは、今年の出来栄えですね
はたして今年は何億年に一度の出来栄えなのでしょうか
そして、ついに先日今年の評価が発表されました
最後にそちらを紹介して今回のブログを終わりにしたいと思います
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2012年 「史上最悪」