11月20日 ももちゃんが永眠しました。
ももちゃん闘病記も最終回です。
食べ物を食べなくなって3週間。
ものすごい生命力で生き切ってくれました。
草木が枯れていくように、静かに、静かに
逝ってしまいました。
首も上がらなくなっていたのに、
亡くなる前の日には寝床から出てこようとする
動きが何度かみられました。
最期は、寝床から出てきて亡くなっていました。
猫は死ぬ姿を見せないといいます。
本能で死に場所を捜していたのかもしれません。
予想に反して3週間ももったので、
また食べだしてくれるんじゃないか、
元気になるんじゃないかと、
ミルクやペースト状の餌を用意したり
じたばたしたこともありましたが、
ももちゃんは一切受け付けず、
それでも十分な別れの時間をくれました。
グリーフケアをももちゃん自身がしてくれました。
でも覚悟はしてても別れは辛いもの。
呼吸が止まり、死後硬直が始まっているのに、
旦那は「お腹がかすかに動いてる。」と言います。
もう亡くなってるとわからせても、
ももちゃんを抱いて、「ももちゃ~ん。ももちゃ~ん。」と
大きな声で数度呼び、そして、
「あかんな。」とあきらめたようでした。
「ももちゃん、長い間一緒に居てくれてありがとうな。」が、
別れの言葉でした。
旦那は黙って居なくなったと思ったら、
ももちゃんの好きだったシュークリームを
コンビニに買いに行っていたようで、
「何も食べられへんかったからな。」と、
ももちゃんと一緒に箱の中に入れました。
泣かせるね・・😿
介護の仕事に就いてもう25年。
いろんな最期を見てきました。
動物ってすごいな。
人間もこうやって静かに最期を迎えられたらいいのに
と思わせてくれました。
私も人生の最終章をそろそろ考えないといけません。
自然に自然に終わりたいものです。
その時は、これまで見送ってきた犬や猫達が
迎えにきてくれたら尚いいな。
きっと笑顔になると思います。