ストレス発散方法と言う事で鯰釣りに毎年恒例行ってきました。てかしょっちゅういってますがなにか(笑)
他の方のブログに鯰釣りの楽しみが書かれていました。まさしくその通りと共感できるので文章を拝借させていただきました
ちなみに釣りしない人にはなんのこっちゃ~かもです。
他の方のブログに鯰釣りの楽しみが書かれていました。まさしくその通りと共感できるので文章を拝借させていただきました
ちなみに釣りしない人にはなんのこっちゃ~かもです。
シーバスの外道なんかで釣れるとがっかりするナマズ、専門に狙うとバカにされそうですが、ちょっと本気で狙おうとすると本当に面白いです。
今回は主に「ポイント探し」と「釣行のタイミング」、「ルアーのチューニング」について書いてみようと思います。
1.ポイント探し
ナマズ釣りの一番の楽しみがこの「ポイント探し」だと思います。
実績ポイントを聞いてから行って釣ったのでは、正直ナマズ釣りの醍醐味の半分も味わっていないことになると思います。
オカッパリの釣りの楽しみの一つはポイント選びですが、竿を片手に夜の川沿いを巡るナマズ釣りは、海のそれとはまた違ったディープな面白さがあります。
・まずは情報収集
ポイント情報を調べる訳ではありません。その水系にナマズが居るかどうか調べておいた方が良いという意味です。ほとんどの川にはナマズはいるはずですが、バス釣りやウナギ釣りの外道でナマズが釣れた-という実績のある川やその支流ならポイントになるはずです。
私の場合は、釣行する河川が安威川や淀川の支流なので、そこからナマズが入ってこれそうな場所を叩いていきました。
・グーグルでで下調べ
釣行前に必ずグーグルマップ等でポイントの目星をつけておいた方が良いと思います。
まずは、昼間や冬場にナマズが潜んでいる場所(本流の淀みやテトラ帯等)を予測し、そこからナマ ズが移動できる範囲がポイントの候補になります。大きな堰に挟まれていたりして、そのような場所からナマズが泳いで来れない範囲はポイントから除外しま す。逆に、低い堰や狭い水門は問題なく越えてくると思いますので、そのような場所は小場所でも可能性があると思います。
・水深は1m以下
夜にトップで釣りやすいのは1m以下の水深です。逆に30㎝水深があればポイントになります。
・変化のある場所を狙う
当り前の話ですが、変化のある場所を狙うのが定石だと思います。主なポイントは、「田んぼ」、「水門」、「流れ込み」、「堰」、「ブッシュなどのカバー」、「ワンドやポケット」などです。特に田んぼの用水路に続く水門や(ナマズは産卵場として田んぼを好むため。もちろん用水路内に入っていることも多い)、堰周りはアツいと思います…
・昼間の感じや平常水位に惑わされない
「昼間見たら小魚一匹泳いでいないただの溝」、「平常の水位ではほとんど水が無い」…こんな場所でも、夜や増水時にナマズが入ってくることがあります。私の見つけた一番ナマズが多いスイートスポットはまさにこんなところです。
先入観を持たないこと!
・怪しいと思ったらとにかく撃ってみる
怪しいポイントにはとにかくルアーを通してみること。そのため自転車が圧倒的に有利だと思います。
魚が出れば儲けもので、次からも狙う価値があります。
2.釣行のタイミング
・時期は梅雨前後
釣期は5~10月位だそうですが、梅雨前後が産卵時期らしく、まさに今が一番アツい時期です。こ の時期はナマズが産卵のため本流等の住処から遡上し、支流や水路に入りやすくなるようです。この時期が色々なポイントを開拓できて一番楽しいと思います。 温排水のあるような場所なら1年中釣れるそうですが、私の近所では梅雨明けまでしか魚が居ません。
・日没後が面白い
日中のナマズの着き場を見つければ日中でも釣れ、また夕マヅメはその着き場から出てきて摂食行動 を開始するタイミングのナマズを狙うのに良い時間だそうですが、やはり完全に日が暮れた夜が面白いと思います。私も日中に釣ってみたく、夜にナマズ釣りを する川の色々な場所(テトラやカバー等)を昼間叩いてみましたが、昼間はどこにひそんでいるのか全く分かりませんでした…
また、潮位はあまり関係ないと思いますが、河口に近い場所なら潮位も重要になるのかもしれません。
・適度な雨の後がアツい!
一雨降って適度に増水した時がチャンスだと思います。もちろん、大雨が何日も続いてひどく増水した時は釣りになりませんが…
日中や平常水位時にはまったく気配の無い(というか水すらない)場所が、ひとたび雨が降るとナマズポイントになることがあります。本当にこいつらどこから来たの-?という感じで…
私のホームグラウンドの川は堰が多く、平常時は魚が越えられそうにないのですが、水位が上がると ナマズがバシャバシャと堰を越えているのを目にします。きっと増水時が、ナマズにとって川を遡上するチャンスで、しかもエサが流れてくるので摂食行動も盛 んになるのだと思います。トップに反応が良い個体が多いのもこの時でしょう。
増水により流れが強くなると釣り辛いですが、逆にその中で流れが緩くなるワンドやポケットが狙い目になるはずです。増水はチャンスだけど、影響の少ない場所を狙う-これがひとつのポイントではないですかね。
3.釣り方のコツ?
・まずはトップで
ナマズ釣りの醍醐味はトップゲームです。ワームやミノ-でも釣れるはずですが、やっぱりトップに ボコボコでてミスバイトが連発するのがナマズ釣りの楽しさです。基本的に釣り場の水深が浅い場所が多いと思いますし、ウィードが水面近くまである場所もあ るので、それらを気にせず攻められるという意味でもトップが基本になります。怪しいと思った場所にはとりあえずトップを通して魚が出るか見ていきましょ う。とにかく、怪しいと思ったところで魚がバシャっと出れば、針に掛からなくても十分満足なのです(笑)
・ノイジー系のただ巻きが基本
これも定石ですが、ただ巻きでチャカポコ音のするジッターバグやクレイジークロウラー系統のノイジー系が鉄板です。ナマズは目が悪いので、音が大きなキーになるようです。音や曳き波が大きいルアーだと、夜釣りでルアーの場所を把握しやすいのも大きなメリットです。
ペンシルのドッグウォークアクションやポッパーのポッピングは、ミスバイトの多いナマズには向かないと思います。
・ダウンストリーム
ナマズ釣りでは絶対に下流から上流にルアーを曳くのが良いと思います。シーバスと違って「流れに乗せてドリフト」…などということは、そういうコースで曳かなければ通せないピンポイント以外は必要ないと思います。
ダウンの方がルアーをゆっくり大きな音を立てて動かせますし、何よりミスバイトの多いナマズにとって、ナマズの後ろからルアーを通した方が絶対にミスバイトが減ると思います。
・フォロー用のルアーも
トップにミスバイトしたあと反応しなくなったナマズに、ワームやスプーン等でフォローを入れると 喰ってくることが多いので、これらのルアーも持っておくと釣果は伸びると思います。深いばしょならスピナーベイトが夜でも有効です。まあ、トップに出てく れれば釣れなくてもいいんですけど(笑)
・魚を抜ける道具を
ナマズは掛けた後はとくに引きが強い訳ではないのですが、色々な場所で釣ることを考えて、高い場所でも魚を抜き上げられるタックルを使うことが良いと思います。カバーに引っ掛けてしまった時の回収率も考えて、16lb以上のラインを使うことをお勧めします。
4.ルアーのチューニング
ナマズをトップで釣ると、とにかくミスバイトが多い。酷い時は10発出て一度も針に触らないこともあります。
そこで、フッキング率を上げるためにルアーの曳き方やルアーのチューニングを考えるのがこれまた醍醐味の一つで面白いところです。
また、フッキング率は下がりますが、藻の多い場所等では藻を拾わないためのフックチューンをする場合もあります。
私がやるジッターバグのチューニングを2つほどご紹介します。
まずはジタバグ系のルアーを中古屋で買ってきます。普通ジタバグはトリプルフックかダブルフックが2つついています。
腹のブレードがボディーにあたって音を出し、アピール力が上がります。また、ブレードがバイトマーカー的な役割も果たしていると思います。
テールはダブルを上向きにつけているので、藻を拾い難いです。逆向きにつけると少しフッキング率は上がるのかな…?
アピールが強くウィードレス効果が大きいため、このチューニングはサーチベイトとしてよく使います。掛かる時はこれでもフッキングします。
ジョイントタイプの後ろ側が壊れたので前だけ使ってみたら、意外とよく釣れます。
タコベイトをつけたリアフックにスイベルをかますことによって、ルアーの後ろの方にミスバイトすることの多いナマズのフッキング率を上げる作戦です。実際最初に示したダブルフックのものよりもフッキング率が高いと感じています。
このチューニングはここぞという場所で喰わせに行きたい時によく使います。
また、ケミホタルをつけるのも定番ですが、私は短時間釣行ではケミホタルが勿体ないのであまりやりません。
ケミホタルをつける時は背中にセロテープで固定しています。夜光テープを貼るのも良さそうです。
他にもカップを曲げたり、ジギング用のアシストフックを使ったりと色々なチューニングがあります。
手を加えたルアーを持っていっては試行錯誤するところが面白いです。
また、フックはカエシを潰してバーブレスにするべきです。カエシがないほうが刺さりやすく、また針を外すのが楽なためです。
ヌルヌルの身体をくねらせて暴れるナマズ…カエシ付きのフックをつけたり、フックを2本つけると針を外すのが非常に大変です…
今回の釣果
はいチーズ
で
どやさ~
明星 黒