スイミングスクールのマスターズの大会があり、
コーチにやいのやいの言われ、2種目出なければいけないところを
自由形の25m1種目だけならと、
初参加することにしました。
でも、スタート練習をほとんどしたことがないので、まず飛び込めない。
コーチは、「マスターズはそれでもいい。水の中からのスタートでもいい。」
と、軽く言うけれど、それでは、あまりにかっこ悪い。
大会に出るために、前日夜まで、飛び込みの練習をして、
何とか怖さは克服。
そして迎えた試合当日。
いざ、試合となると、どんなお年を召した方も、ほとんどバンバン飛び込んでる。
コーチの嘘つき。
そして、みんなとても速い。
10年も20年も泳いでいる人たちばかり。次元が違う・・・
1年ちょっとの私は、ほんとにひよっこ。
「ビリで当然じゃん。」と、ひらき直っちゃいました。
そしたら、全然緊張しないし、ゴーグルをかけたら、他が何も見えなくて、
自分の世界に入っちゃいました。
飛び込みはうまくいったようで、どこも痛くなかったけど、どんな風に泳いだか
まったくわからない。ビリではなかったようだが、遅いのには違いない。
わかっていたけど・・・落ち込んじゃいました。
そして・・我がチームは、なんと、1点差で優勝を逃しました。
私が、もう少し早ければ・・・
もう1種目出てれば、ビリでも1点入ったのに・・・
どんどん落ち込んじゃいました。
うちの旦那さんも出たんですが、旦那さんは一芸に秀でていて、
平泳ぎがとても速い。
とてもいい記録が出て、年齢別で、25m、50m共に1位。
とてもうれしそうにしていて、「初めてやからあんなもんやん。俺も最初は遅くて、
すごい落ち込んだんや。」とか言って、私をなぐさめてくれる。(旦那さんは2回目)
それがまた、ちょっとむかつく
学生ならいざ知らず、この歳になって、試合に出るなんて思いもしなかった。
こんなに落ち込むとも思いもしなかった。
ただ、2日もしたら、記憶からほとんど消えてしまった。
うまい具合に、嫌なことは消去できていた。
年齢による物忘れも時にはいいもんだね・・
来年も、またコーチにやいのやいの言われて出てるのかも知れないな。
そのために、目標を持って練習しよう。
スイミングが私のデイサービスみたいなもんだね。